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ⓘ 法学の学派 ..




                                               

後期註釈学派

後期註釈学派 (こうきちゅうしゃくがくは、Postglossatoren)は、註釈学派の集大成と呼べる『標準註釈』をさらに発展させた法学派で 註解学派 ともいう。 オルレアン学派 、 助言学派 、 バルトールス学派 ともいう。 学派の起源は13世紀のフランスオルレアンから始まった。きっかけとなったのはイタリア人のギド・デ・クミスが当時註釈学派の集大成である『標準註釈』を著したアックルシウスと面会した際、その解釈の一つに疑問を呈したことがきっかけでイタリアからオルレアンに逃れたことである。そのためオルレアン学派ともいう。 このような経緯で、一時オルレアンは、北のボローニャと呼ばれたが、ダンテの友人で詩人のチーヌス・デ・ ...

                                               

純粋法学

純粋法学 (じゅんすいほうがく、独: Reine Rechtslehre )とは、ハンス・ケルゼン(1881年 - 1973年)が提起した法理論上の立場であり、ケルゼンによれば法実証主義の発展形である。

                                               

人文主義法学

人文主義法学 (じんぶんしゅぎほうがく、Humanismus)とは、16世紀にフランスで発展したルネサンス・人文主義を背景としたローマ法及び法一般を科学的に研究する一学派。 フランス学風 、 ユマニスム法学 とも。

                                               

註釈学派

註釈学派 (ちゅうしゃくがくは、ドイツ語: Glossatoren )とは、11世紀から13世紀にかけて、古代ローマ法(とくにその集大成であるユスティニアヌス法典など)の主要文言に註釈をつけて解釈を行った法学者の一派。中心地はボローニャで、そのためまたの名を ボローニャ学派 とも呼ばれる。同様にその学説は イタリア学風 とも呼ばれる。 富井政章・梅謙次郎が学んだフランス法の註釈学派は註釈学派 フランス法の項を参照。

                                               

註釈学派 (フランス法)

註釈学派 (ちゅうしゃくがくは、Ecole de lExègèse)とは、フランスの法学者の一派。

                                               

プラグマティズム法学

プラグマティズム法学 (プラグマティズムほうがく)とは、19世紀後半に伝統的哲学を批判するアメリカ合衆国で生まれた思想であるプラグマティズムを法理論に応用し、自然法論、法実証主義を前提に法をルールの体系とみる伝統的法理論を批判する法哲学ないし法理論の一学派である。 オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニアは、法とは裁判官たちがそう呼ぶものであるとし、裁判官たちの判断を予測することが法学であるとし、自然法論、法実証主義から余分なものをそぎ落とし、実用的なものにしようとした。伝統的法理論によれば、法は、客観的で固定的なルールであり、裁判官はこれに拘束され、これを解釈しているだけであるとされるが、プ ...

                                               

法実証主義

法実証主義 (ほうじっしょうしゅぎ、英: legal positivism, 独: Rechtspositivismus )は、実証主義(英: positivism, 独: Positivismus )を法学に応用した考え方で、経験的に検証可能な社会的事実として存在する限りにおいての 実定法 のみを法学の対象と考える。そのためわかりやすく 実定法主義 、 人定法主義 などと言い替える者も少なくない。正義・道徳といった形而上的な要素と法の必然的連関を否定し、規範と事実の分離を法の探求における前提とするため、自然法学と対置される。

                                               

リアリズム法学

リアリズム法学 (Legal Realism)とは、20世紀の前葉に興隆した法学革新運動の一つである。当時の主流派は、「形式主義法学」と呼ばれ、①法は、政治といった他の社会的制度から独立したルールの体系であり、②法解釈は、そうしたルールを三段論法等によって論理的・客観的に行われるし、行われるべきであると考えていた。リアリズム法学は、こうした主流派の考えを痛烈に批判し、①法は、政治政策やイデオロギーから独立した中立的ルール等ではなく、また、②法解釈は論理性や客観性を装っているが、現実には裁判官によって実質的な立法が行われているのだ、等と主張した。

                                               

利益法学

利益法学 (りえきほうがく)とは、フィリップ・ヘックに決定的な影響を受けた、法学の一学派である。 ヘックによると、法的基準はどれも、法の整備者によって、特定の社会的あるいは経済上の利益闘争を視野に入れながら下された決定であると理解すべきもので、この点で利益法学は概念法学とは区別される。 利益法学 は以下の二つを前提とする。すなわち、 裁判官は法に拘束される 法的基準は、不十分な点、あるいは欠陥がある(欠陥理論Lueckentheorie) 法の欠陥が見つかった際は、それを埋めるために、法の中に記録され残っている利益闘争解決のための決定が、下敷きにされるべきである。 以上から、裁判官には、法の創造者として活動する ...