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ⓘ 化粧品化学 ..




                                               

アルジルリン

アルジルリン または アルジレリン は、 アセチルヘキサペプチド-3 とも呼ばれ、ペプチドの一種でボツリヌストキシン(ボトックス)の基質であるSNAP25の断片である。また文献によって アセチルヘキサペプチド-8 と呼ばれる。バルセロナを拠点とする研究所 Lipotec がアルジルリンの呼称を作った。ボトックス注射の外用の代用薬で、筋肉の緊張をとくことで表情ジワを軽減し、俗に「塗るボトックス」と呼ばれる。

                                               

アラントイン

アラントイン (Allantoin)は、C 4 H 6 N 4 O 3 の組成を有する化合物で、グリオキシル酸のジウレイド。別名5-ウレイドヒダントイン、グリオキシジウレイド。融点230℃の無色透明の結晶性の固体で、水に溶けやすい。 アラントインの名前は、霊長類のヒト上科を除いたほとんどの哺乳類の胎児で機能しているプリン体の代謝によって発生した尿酸を酸化し濃縮する排泄器官である尿膜(アラントイス)に因んでいる。 尿酸のアラントインへの酸化は、鳥以降の進化した生物が尿中に窒素代謝物を排泄する優れた方法である。組み替えられた尿酸酸化酵素であるラスブリカーゼは、時に、患者の尿酸代謝を促進させる薬剤として使用されることがある。魚類 ...

                                               

カルナウバロウ

カルナウバロウ (カルナウバ蝋、英語: Carnauba wax )、あるいは カルナバロウ (カルナバ蝋)は、ブラジルの北東部にあるピアウイ州、セアラー州、マラニョン州、バイーア州、リオグランデ・ド・ノルテ州のみに自生する ブラジルロウヤシ の葉から得られるロウである。ロウの女王(queen of waxes)として知られ、純粋なものは黄茶色の薄片状である。ブラジルロウヤシの葉を集め、乾燥させ、叩いてロウを剥がし、精製、漂白して作る。食品添加物としてのE番号は、E903である。

                                               

環状シロキサン

環状シロキサン (かんじょうシロキサン、英語 Cyclic siloxanes、Cyclosiloxanes )とは、シロキサン結合による環状分子構造骨格を持つ環式有機化合物の総称。

                                               

化粧療法士

化粧療法士 (medical cosmetic therapist)とは医師の判断により必要とする患者に対して化粧療法を行う、ある一定の専門知識と技術を身に着けた者をいう。 ある一定とは、公益社団法人 化粧療法協会 が実施する化粧療法士試験に合格した者をいう。 ※なお、 化粧療法専門医(medical cosmetic doctor)とは一般財団法人日本化粧療法医学会の認定講習を受講し化粧療法専門医と認定された医師である。 JCTA日本臨床化粧療法士協会が発行するのは、臨床化粧療法士。

                                               

化粧療法

化粧療法 とは、人間の健康、幸福、尊厳を支えるために、化粧をもちいた治療、指導、援助をいう。 ここでいう化粧とは、医薬品医療機器等法2条3項の化粧品を含む粧うすべてのものを指す。 なお、化粧療法医学 cosmetic medicineは、化粧療法を病気の予防および治療によって健康を維持および回復することを目的とした学問をいう。 ここでいう化粧療法とは、一般財団法人日本化粧療法医学会が定義したものを指す。

                                               

酢酸レチノール

酢酸レチノール はレチノールの酢酸エステルで、ビタミンAの天然の形態のひとつ。抗腫瘍作用と化学予防作用を持つ可能性がある。 アメリカ合衆国では、酢酸レチノールはビタミンA強化食品のために用いられる量では、概して安全のGRASに分類されている。 乾燥による小じわ対策として、化粧品に使用される。

                                               

資生堂グローバルイノベーションセンター

資生堂グローバルイノベーションセンター (しせいどうグローバルイノベーションセンター、略称: GIC )は、神奈川県横浜市のみなとみらい地区に位置する、化粧品メーカー資生堂の研究施設(R&D拠点)。愛称は「 S/PARK 」(エスパーク、後節も参照)。 2018年12月より順次稼働し、2019年4月に全面開業(本格稼働)となった。

                                               

ジプロピレングリコール

ジプロピレングリコール (英: Dipropylene glycol )は、グリコールの一種である。通常は4-オキサ-2.6-ヘプタンジオール、2--プロパン-1-オール、2--プロパン-1-オールの3種の異性体の混合物である。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する。

                                               

テクノーブル

株式会社テクノーブル (英語:Technoble Co., Ltd.)は、大阪市西区北堀江に本社を置く、主に化粧品原料の研究開発、製造販売を事業とする日本の企業である。

                                               

銅ペプチドGHK-Cu

銅ペプチドGHK-Cu 、成分名 トリペプチド-1銅 は、天然に生じる銅複合体で、そのトリペプチドの構成はグリシル- L -ヒスチジル- L -リジンである。当初、血漿から単離された。銅と結合する。創傷治癒や皮膚修復を促すとされ化粧品に配合されている。

                                               

トレチノイントコフェリル

トレチノイントコフェリル または レチノイン酸トコフェリル は、レチノイン酸と α-トコフェロール とがカルボン酸エステルの形で結合したもの。 トコレチナート とも。日本での オルセノン軟膏 は、褥瘡、皮膚潰瘍に適応を持つ。

                                               

パルミチン酸レチノール

パルミチン酸レチノール はレチノール(ビタミンA)とパルミチン酸のエステル。ヒトの皮膚では主にビタミンAのこの形態で蓄えられ、利用される際には変換を経てレチノイン酸となる。レチノールよりも光学的に安定性が高い。 ビタミンA強化食品として追加されたり、化粧品や日焼け止めに配合されている。

                                               

パルミトイルヘキサペプチド-12

パルミトイルヘキサペプチド-12 は、整肌成分となるペプチド。配列は、Pal-Val-Gly-Val-Ala-Pro-Gly。成分は ダーマキシル の商品名で知られる。小規模な二重盲検試験では皮膚の弾力性や色調を改善した。

                                               

ヒドロキシチロソール

ヒドロキシチロソール (英: Hydroxytyrosol )はフェノール類の一つで、構造としてはカテコールのベンゼン環にエタノールがくっついた形となっている。そのままの単体あるいはエステルのオレウロペインとしてヴァージンオリーブ・オイルやオリーブの実に含まれている。

                                               

3-フェニル-1-プロパノール

3-フェニル-1-プロパノール (英: 3-Phenyl-1-propanol )は、化学式 C 9 H 12 O で表される第1級アルコールである。ベンゼン環が持つ水素のうちの1つが、1-プロパノールの水酸基から最も遠い炭素と結合する形に置換された構造をしており、芳香族性を持つアルコールの1種である。構造から明らかなように、3-フェニル-1-プロパノールの水酸基は、フェノール性の水酸基ではなく、一般的なアルコール性の水酸基である。なお、シンナミルアルコールが持つ二重結合を水素化した構造であることから、 ヒドロキシシンナミルアルコール とも呼ばれる。

                                               

フェノキシエタノール

フェノキシエタノール (英: Phenoxyethanol )とは、エチレングリコールの水酸基の片方とフェノールの水酸基とが、エーテル結合をした構造の有機化合物である。その構造からグリコールエーテル、フェノールエーテル、芳香族アルコールに分類される。

                                               

1.2-ヘキサンジオール

1.2-ヘキサンジオール (英: 1.2-Hexanediol )は、化学式 C 6 H 14 O 2 で表されるグリコールの一種である。

                                               

ポリグルタミン酸

ポリグルタミン酸 (ポリグルタミンさん、polyglutamic acid, PGA)は、グルタミン酸を重合単位とするポリペプチドの一種。天然のものは、一般的なポリペプチドとは異なり、γ位のカルボキシル基とα位のアミノ基がペプチド結合を形成するため、γ-ポリグルタミン酸 とも呼ばれる。化学式。 納豆のネバネバの主成分は、このポリグルタミン酸と多糖類のフルクタンである。また、納豆菌と同じバチルス属である炭疽菌の莢膜もポリグルタミン酸を主成分としている。そのため、海外各地で納豆を紹介されたときは、当初受け付けられなかったと言われている。 グルタミン酸には光学異性体であるL体とD体がある。普通、生物が作り出すアミノ酸はL体のみ ...

                                               

パルミトイルペンタペプチド-4

パルミトイルペンタペプチド-4 、 pal-KTTKS は、抗シワ作用を持つように設計されたペプチドの一種を指す。商品名は マトリキシル 。 パルミトイルペンタペプチド-4、パルミトイルトリペプチド-1、パルミトイルトリペプチド-38はコラーゲンの産生を促進するとされる。1973年に、Loren Pickart が銅ペプチドGHK-Cu(銅グリシン-ヒスチジン-リジン)を合成、80年代後半には化粧品に配合されるようになるが、それでもまだペプチドの開発はゆっくりであった。2000年にパルミトイルペンタペプチド-4が登場すると、創傷治癒から美容に使われる合成ペプチドの開発と研究が増加してきた。

                                               

ミリスチン酸イソプロピル

ミリスチン酸イソプロピル (英: Isopropyl myristate )は、脂肪酸の1種であるミリスチン酸のカルボキシ基と、イソプロピルアルコールの水酸基とがエステル結合してできた、 脂肪酸エステル の1種である。なお、ミリスチン酸とはテトラデカン酸のことなので、 テトラデカン酸イソプロピル とも呼ばれる。

                                               

Α-リポ酸

リポ酸 (lipoic acid、別名:α-リポ酸、チオクト酸)は、多数の酵素の補助因子として欠かせない光学活性のある有機化合物である。抗酸化物質。カルボキシル基と環状のジスルフィドを含んでいる。生物学上で重要なのは R 体である。リポ酸の酸化体はβ-リポ酸、還元体はジヒドロリポ酸である。 メタアナリシスでは糖尿病の指標改善や、少しではあるが体重減少効果が明らかになっている。

                                               

リリアール

リリアール または リリーアルデヒド は、芳香族アルデヒドの一種で合成香料の一つ。IUPAC名では3--2-メチルプロパナールと呼ばれる。リリアールはGivaudan社の商標名であるが、一般的にはこの名称で知られている。

                                               

ルシノール

ルシノール (Rucinol)は美白成分のひとつ。 4-n-ブチルレゾルシノール 。レゾルシノールの4位にブチル基を結合させた誘導体。ポーラ化成工業が開発、日本で1998年に医薬部外品の美白有効成分として承認された。同じく美白成分で一般にW377と呼ばれるフェニルエチルレゾルシノール (Phenylethyl resorcinol)についても記す。

                                               

ルミキシル

ルミキシル または、 デカペプチド-12 は、チロシナーゼを標的とするメラニン形成阻害剤のひとつ。 ルミキシルは、スタンフォード大学の皮膚科学の研究者によって、メラニン細胞を損傷せずにチロシナーゼを標的とする成分として開発された。 2009年に、中等症の肝斑に対する半顔分割のランダム化比較試験 RCT が実施され4か月後に有効性が確認されたが、被験者は5人と少なく本試験に進む前の予備研究である。2018年のRCTは、レチノールやその他の成分を配合しており、ルミキシルだけの効果ではない。

                                               

レチノイン酸レチニル

レチノイン酸レチニル 、 レチニルレチノエート は、レチノイン酸とレチノールが結合したエステル。既存のレチノイドの皮膚刺激性、また熱や光に対する安定性を大きく改良している。化粧品の成分として配合され、ニキビやシワに有効だとされる。

                                               

ロドデノール

ロドデノール (Rhododenol)は白樺の樹皮やメグスリノキなどに多く含まれる成分。正確には ロドデンドロール 。ラズベリーケトンのケトン基を水酸基に還元した形の化合物である。別名は、4--2-ブタノール 。 2008年にカネボウ化粧品が認可を得て医薬部外品の美白成分として化粧品に配合され、後に白斑の症状の訴えがあり2013年に回収された。症状の訴えは約2万人に上った。

                                               

准化粧療法士

准化粧療法士 (assistant medical cosmetic therapist)とは化粧療法士の業務を補助するために、ある一定の専門知識と技術を身に着けた者をいう。 ある一定とは、公益社団法人 化粧療法協会 が実施する准化粧療法士試験に合格した者をいう。 なお、化粧療法士(medical cosmetic therapist)とは医師の判断により必要とする患者に対して化粧療法を行う、ある一定の専門知識と技術を身に着けた者である。